訪問入浴介護とは?
サービス内容や費用、メリット・デメリット

1.訪問入浴介護は、自宅で安心・快適に専用浴槽で入浴できる介護サービス

「お風呂に入れてあげたいけど、自宅の浴室が狭くて難しい」「家族の入浴介助が体力的にきつい」
こういったお悩みはありませんか? そんな方におすすめなのが、訪問入浴介護サービスです。
自宅に専用浴槽を持ち込み、看護・介護スタッフが安全で快適な入浴をサポートします。

さらに温泉水を使った温泉入浴サービスも登場し、ご自宅でまるで温泉旅館のような癒しの時間を楽しめるようになりました。

この温泉入浴サービスが提供できる訪問入浴介護事業者は下記をご覧ください。
ご要望に応じた温泉入浴サービスが提供できます。

パナソニックエイジフリー株式会社
訪問入浴介護サービス(全国33拠点)

訪問入浴介護のサービス内容

訪問入浴介護は、訪問入浴車でご自宅に訪問し、持参した専用浴槽を使って入浴介助を行うサービスです。
通常は看護スタッフ1名と介護スタッフ2名の計3名体制でサポートするため、寝たきりの方でも安心して入浴できます。

主なサービス内容

  • 看護スタッフによる入浴前後の健康チェック(体温・血圧・脈拍の測定)
  • 介護スタッフによる移動・洗身など全身浴介護
  • 更衣介助(衣服の着脱)
  • 入浴準備・片付けまで全てお任せ!

さらに、最近では爪切りや保湿ケアなどの追加ケアや、温泉水を使用したサービスも提供している事業者があります。
ご自宅で温泉気分を味わえるのは大きな魅力です!

「訪問介護」の入浴介助との違い

訪問入浴介護と訪問介護の入浴介助の違いは以下の2点です。

1. 浴槽の違い

  • 訪問入浴介護 → 持参した専用浴槽を使用
  • 訪問介護 → 自宅の浴槽を使用

2. スタッフの人数

  • 訪問入浴介護 → 看護師1名+介護スタッフ2名の3名体制
  • 訪問介護 → 介護スタッフ1名のみ

要介護度が高く、自力での入浴が難しい方には、安全・安心なサポートが受けられる訪問入浴介護がおすすめです。

それぞれのおすすめの方

訪問入浴介護がおすすめの方

  • 自宅の浴室が狭く、家族だけでは入浴が困難な方
  • 寝たきりなどで要介護度が高い方
  • 通所サービスが苦手で、自宅での入浴を希望する方
  • 体調の変化が激しく、看護師の健康チェックが必要な方

訪問介護の入浴介助がおすすめの方

  • 自宅の浴室が利用でき、大人1名の介助スペースが確保できる方
  • 比較的要介護度が低い方(浴槽をまたげる・身体を洗える方)
  • 通所サービスが苦手で、自宅での入浴を希望する方

2.訪問入浴介護の利用対象者

サービス利用の2つの条件

訪問入浴介護を利用できる方は、以下の条件を満たしている必要があります。

  1. 要介護1~5の認定を受けている方
  2. 主治医から入浴の許可を得ている方
※人工呼吸器やストーマを使用している方も、医師の許可があれば利用可能です。

要支援1・2の方でも利用可能

要支援1・2の方でも、以下の条件に該当する場合は利用可能です。

  • 自宅に浴室がない
  • 感染症などの理由で施設での入浴が難しい
※この場合は「介護予防訪問入浴」というサービスが適用されます。

3.訪問入浴の利用方法

  1. ケアマネジャーに相談してケアプランを作成
  2. 利用可能なサービス事業所の選定と契約
  3. 主治医の許可確認
  4. サービス開始!

4.当日の流れと所要時間

当日の流れ

  1. 健康チェック(血圧・脈拍・体温)
  2. 浴槽の設置・準備
  3. 脱衣&浴槽へ移動
  4. 入浴(洗髪・洗身)
  5. 着衣&健康チェック
  6. 片付け・撤収

所要時間

  • 準備・片付け含め約45〜50分
  • 入浴時間は約10分程度

5.訪問入浴の費用と利用頻度

費用の目安(自己負担1割の場合)

  • 要支援1・2:856円/回
  • 要介護1〜5:1,266円/回

※市区町村やサービス内容によって異なる場合があります。

利用頻度

  • 週1〜2回が一般的
  • 状況に応じて回数調整も可能(ケアマネジャーに相談)

6.訪問入浴のメリット・デメリット

メリット

  • 健康チェックで安心して入浴できる
  • 身体の清潔保持とリフレッシュ効果
  • 家族の負担軽減

デメリット

  • 訪問介護より費用が高い
  • プライバシーの不安(他人に裸を見られる)
  • 駐車スペースの確保が必要

7. 温泉入浴について

訪問入浴介護サービスで温泉をご利用の場合、温泉は訪問介護事業者が持ち込みます。
温泉名やサービス料金については、あらかじめ訪問介護事業者にお尋ねください。
温泉の使用量によってサービス料金が異なる場合がございます。

訪問介護の入浴介助で温泉をご利用の場合は、温泉を自費で購入のうえ、自宅にある購入済みの温泉を使用する旨を訪問介護事業者にお伝えください。
温泉は、あらかじめ適温に湯張りした浴槽に、1回の入浴につき2リットル~6リットルを注いでください。
初めて温泉入浴をご利用の場合は、2リットルのペットボトルタイプ(2リットル×6本入)が使いやすく便利です。

まとめ

訪問入浴介護は、安全・安心・快適に入浴できるサービスです。
訪問入浴介護の温泉水を使用する温泉入浴プランで、ご自宅にいながら心身ともに癒される時間をお過ごしいただけます。

無理のない介護のために、ぜひ上手に活用してみてください。

介護を必要とされる方へ

浴槽いっぱいの250ℓのぽかぽか温泉をご指定の日時に専用電動アシスト台車でお届けいたします。ご自宅の浴槽を100%源泉でいっぱいに!至福の源泉100%独占タイムをお愉しみください。


温泉は、日光鬼怒川、那須からお選びいただけます。

詳しく見る

メディア紹介

メディア紹介をもっと見る

オンラインショップ