入浴時の禁忌症

温泉療養を行ってはいけない入浴時の禁忌症について解説します。

入浴前に要チェック! 温泉の禁忌症(きんきしょう)

※出典:環境省自然環境局「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」 禁忌症とは1回の温泉入浴または飲用でも身体に悪い影響をおよぼす可能性がある病気・病態のことを言います。 すべての温泉に共通するものから、特定の泉質で注意しなければならないものまで、環境省が注意を促していますので、温泉水のご利用時にご注意ください。

入浴時の禁忌症・注意事項

■すべての温泉に共通する禁忌症
◎病気の活動期(特に熱のあるとき) 病気などで体力が消耗している際の入浴は体に大きな負担をかけるだけでなく、症状が悪化することがあるので避けましょう。 ◎身体の衰弱時 活動性の結核や進行した悪性腫瘍または高度の貧血など身体の衰弱が著しい場合は脱水や血栓症などを起こす可能性があります。悪性腫瘍でも全身の状態が良好な場合ならば禁忌ではありません。 ◎心臓・肺・肝臓の重い病気 水圧によって心臓や肺、肝臓への負担が大きくなるため、重度な状態の病気の場合は入浴を控えた方が良いでしょう。入浴する場合は、医師の厳格な指導に従ってください。 ◎出血がある場合 胃腸などの消化器官からの出血や怪我など目で見える出血がある時は血液を介した感染症があるので、先ずは治療を優先してください。止血が確認できまで入浴は控える方がよいでしょう。 ◎慢性気管支炎・狭心症 慢性気管支炎で発熱や呼吸が苦しい場合や、狭心症で胸痛頻度が増えている場合は症状を悪化させる可能性があるので入浴は控える方がよいでしょう。
■酸性泉・硫黄泉に共通する禁忌症
◎皮膚や粘膜が敏感な人 皮膚や粘膜が弱いと入浴することで「湯ただれ(皮膚炎)」を起こすことがあります。 酸性が強い温泉や硫黄成分が高濃度の場合は、入浴後すぐに水道水などで洗い流すようにしてください。 ◎皮膚乾燥症の高齢者 泉質によって皮脂などの油分が抜け乾燥するため症状を悪化させる場合があります。 入浴を控えた方がよいでしょう。
●注意すべきこと
◇食事の直前・直後、飲酒後の入浴は控えましょう ◇高齢者・小児・身体の不自由な方の一人きりでの入浴は避けましょう ◇過度の疲労時、運動後30分以内の入浴は控えましょう ◇入浴前後は水分の補給を忘れずに ◇入浴前は手足から全身へのかけ湯と身体を洗いましょう ◇高血圧、心臓病、脳卒中にかかった方や高齢者の42℃以上の高温浴は避けてください ◇心肺機能が弱っている場合は半身浴や部分浴が望ましいです ◇温泉成分を残すために入浴後は洗い流さずタオルで拭き取ってください ◇お湯を清潔に保つために浴槽にタオルを入れるのは避けましょう ◇湯あたりした場合は、入浴を中止するか回数を減らして回復を待ちましょう

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