岩盤浴の効果が今注目されている!その理由とは?

―岩盤浴効果にみる、温熱効果ー

 

今、岩盤浴が注目を集めています。
 
「岩盤浴(がんばんよく)」とは、ご存知の通り、温めた岩の上に横たわって身体を温める温浴法です。
温めた岩盤により身体を深部から温め、発汗を促進することで、健康面、美容面などの効果が期待されると言われています。

 

岩盤浴の効果は科学的に証明されている!

岩盤浴の効果は科学的に証明されています。
その効果の源は、遠赤外線にあるようです。

 

岩盤浴についての研究論文「岩盤浴の温熱効果」(岡島敏)によれば

熱線領域の遠赤外線電磁波は、分子振動領域の波長帯に属し、人体に当たると若干皮膚内部に浸透して吸収され、人体を構成するあらゆる分子をゆり動かして体内分子の振動運動を助長し、それが減衰して熱に変換され、体の芯まで温める役を担う。
(これを岩盤浴の温熱効果という)

「岩盤浴の温熱効果」(岡島敏)

遠赤外線が、体内に浸透し、体内の分子を振動させ、それが熱に変換されて体の芯から温まる
という仕組みのようです。

 
さらには

温まった岩盤の上に横たわり、お湯(風呂)や低湿度高温空気(たとえばサウナ) などの手段を用いないで体を温める温浴法を「岩盤浴」と言うが、
それは基本的には人間に優しく最も有効な熱放射工ネルギー領域の波長を用いて、体を温める方法である。

「岩盤浴の温熱効果」(岡島敏)

とされています。
岩盤の遠赤外線の効果は、単に温かなお風呂に浸かることだけではできない、発汗作用、血行促進をもたらすようです。

 

このことはジュール熱等の体内への熱伝達機構とは異なり、極めて効率的な熱伝達機構で、そのうえさらさらした心地よい発汗作用や血行促進効果をもたらすなど「冷え」や「こり」からの解放に役立つことが容易に想像できる。
もちろん、ブラック・シリ力等の遠赤外線放射体がもつ波長は、人間のもっているそれと極めて類似しているので、相互の分子振動において共嗚による吸収現象が起きていると考えられる。

「岩盤浴の温熱効果」(岡島敏)

温泉の効果

一方、温泉の効果のほうはどうでしょうか?

 
日本温泉協会のサイトに掲載されている
「温泉の医学的効果とその科学的根拠とは」(国際医療大学大学院 前田眞治教授)によれば

温泉の直接作用の一つに温熱効果があり、これが、温泉の一般的適応症につながる。
① 体温上昇効果:温泉はすぐに温まる。
② 保温効果:なかなか冷めない。

「温泉の医学的効果とその科学的根拠とは」(国際医療大学大学院 前田眞治教授)

のグラフは塩化ナトリウム温水(食塩泉)、炭酸ナトリウム温水(重曹泉)、二酸化炭素温水(炭酸泉)の入浴前後の体温の変化を水道水に比較してみたものであるが、41℃15分の全身浴で水道水が入浴前より1.0℃上がるのに比べ、いずれも体温は1.5℃程度にまで速く上がりすぐに温まり、出浴後も体温が高くいつまでもポカポカしている。

 
温熱効果プラス、含有物質による化学・薬理作用によって出浴後も体温が高いまま維持できるようです。
日本温泉協会 温泉名人

 
さらに「岩盤浴の温熱効果」では、下記のように記載されている。

「風邪は万病のもと」と言われるが、「冷えは万病のもと」
と言っても過言ではないと思う。

体を温めること、これはいかなる方法にせよ、われわれの免疫力を高め,健康を維持するために極めて重要なことである。

「岩盤浴の温熱効果」(岡島敏)

岩盤浴、温泉、共通しているのは、遠赤外線であれ化学作用であれ、体を芯から温めること、出浴後も体温が維持されることがポイントのようです。

 

出浴後も快適に過ごせる「温泉宅配」

岩盤浴も温泉も、出浴後の環境や設備によっては
あるいは温泉地から帰り道の道中で、すっかり冷めてしまうことも。

 
体を芯から温める温泉を自宅で楽しめる、
出浴後も温かな部屋で過ごせる
それが「温泉宅配」の魅力です。

 
しくみはいたって簡単。

  • 20リットルの宅配セット(5,940円、送料込み)
  • 家庭用入浴器具「バスインバス」キット(9,800円)
  • 電動ポンプ(4,950円)

の3点があれば、自宅が温泉地に早変わり。手軽に温泉を楽しむことができます。

 
健康年齢の維持は誰もが望む現代人のテーマ。
手軽に楽しめる「温泉宅配」で、健康増進生活を始められては!

 
■参考資料
「岩盤浴の温熱効果」(2009年、岡島敏、法政大学名誉教授)
「温泉の医学的効果とその科学的根拠とは」(国際医療大学大学院 前田眞治教授)
日本温泉協会 温泉名人

オンラインショップ