南紀白浜温泉「藤乃湯」

日本の文献に出てくる最古の温泉の一つで古人も愛した美肌の湯。
アルカリ成分が古い角質や毛穴の汚れを乳化して滑らかにするためお肌のクレンジング効果が期待できます。

万葉の古人たちが憧れた日本三古湯(白浜・有馬・道後)の一つ南紀白浜温泉。
南紀白浜温泉は、日本の文献に出てくる最古の温泉の一つです。
広く知られる様になったのは飛鳥、奈良時代に有間皇子が療養に訪れその泉質を斉明天皇に推賞したのち皇族、貴族が来遊するようになってからです。

「日本書紀」や「万葉集」にも牟婁温湯や紀温湯として登場しています。開湯当初は岩石海岸沿いの天然の湯壺に溜まる自然湧出(42〜60℃)の温泉でしたが、大正、昭和となるにつれ次第に掘削井による高温泉(70℃〜)が出現するようになります。
白浜温泉は日本列島を覆うどの火山帯にも属しておらず火山が周辺に無いにも関わらず温泉が湧き出ていることが長い間分からないのままでした。
しかし近年の調査・研究によると白浜温泉は太平洋から日本列島の下に沈み込んだフィリピン海プレートと一緒に巻き込まれた海水がマントルに熱せられ滲出し地表付近に滞留したものであるという報告がされています。

南紀白浜温泉 藤乃湯の源泉温度は約80℃で無色透明、無臭、弱塩味があり泉質はナトリウム—塩化物・炭酸水素塩泉です。
浴用においてはアルカリ成分が皮膚の表面を軟化させる作用があり古い角質や毛穴の汚れを乳化して滑らかにするためお肌のクレンジング効果が期待できます。
また、皮膚に付着した塩分は汗の蒸発を抑える効果があり、湯上り後も長くお肌の潤いを保ち保温効果も高いため「美肌の湯」とも呼ばれています。

泉質

泉質ナトリウム—塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
pH7.7 (弱アルカリ性
効能きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

温泉分析書ほか

温泉分析書
温泉分析書別表

温泉地の情報

南紀白浜温泉「藤乃湯」  (なんきしらはまおんせん ふじのゆ)

〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎2411

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