アトピー性皮膚炎の治療に温泉はいかがでしょうか。

温泉に浸かることで肌の殺菌や厚くなった角質層を取り除く効果のある泉質をご存知でしょうか。

環境省が発行している「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」には最新の医学的知見と科学的根拠を踏まえ症状別に適応する10種類の泉質が記載されています。
 

中でもアトピー性皮膚炎に効用がある温泉の泉質は、「酸性泉」と「硫黄泉」とされています。

酸性泉」は、酸性が強く、殺菌力が強くアトピー性皮膚炎の原因の一つでもある「黄色ブドウ球菌」の殺菌効果があります。

硫黄泉」は、殺菌力が強く、表皮の殺菌、酸性泉同様「黄色ブドウ球菌」の殺菌効果があります。

しかし、アトピー性皮膚炎は人それぞれ原因や症状が異なるため、人によっては「酸性泉」と「硫黄泉」の温泉は刺激が強く肌に合わないこともあり、医師や専門家の指示のもとで行うか、様子を見ながら自分にあった泉質を探すことが考えられます。

 

「酸性泉」と「硫黄泉」以外にアトピー性皮膚炎に良いとされる泉質は、「単純温泉」「塩化物泉」「炭酸水素泉」「硫酸塩泉」があり肌がデリケートな方は刺激の弱い「単純温泉」から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

入浴するうえでの注意点

①なるべく36℃~40℃のぬるめの温泉に入りましょう

  • 熱さは刺激であり、肌の皮脂も奪ってしまうため、痒みが増してしまう場合もあります。
  • 特に小さいお子様は、痒みを我慢することができず、余計に悪化してしまう恐れがあります。

②「酸性泉」と「硫黄泉」の温泉では温泉成分を洗い流しましょう

  • 温泉成分を洗い流さない方がよいといわれますが、「酸性泉」と「硫黄泉」は刺激が強く、肌の乾燥を招き、アトピー症状が悪化してしまう可能性があります。温泉を出る際には、成分を洗い流すようにしましょう。
  • 「酸性泉」と「硫黄泉」以外の温泉に入ったときは、最後に温泉の成分を洗い流さないほうが良いかもしれません。

③入浴した後は必ず保湿をしましょう

  • 入浴後は素早く5分以内には保湿をしましょう。
  • 入浴中は肌がツルツルになっていますが、入浴後は皮脂が落ちてしまい皮膚から水分が発散されてしまうため、そのままにしておくと肌が乾燥してかゆみが増してしまいます。

 

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※「*」印は2つ以上の泉質が含まれる温泉

酸性泉

* 蔵王温泉(山形県)

硫黄泉

鬼怒川温泉(栃木県)

霧島温泉(鹿児島県)

* 蔵王温泉(山形県)

単純温泉

あわら温泉(福井県)

塩化物泉

松之山温泉(長野県)

伊東温泉(静岡県)

* 三瓶温泉温泉(島根県)

* 平湯温泉(岐阜県)

* 別府温泉(大分県)

* 南紀白浜温泉(和歌山県)

* 湯河原温泉(神奈川県)

* 亀山温泉(千葉県)

* 熱川温泉(静岡県)

炭酸水素塩泉

* 別府温泉(大分県)

* 亀山温泉(千葉県)

* 南紀白浜温泉(和歌山県)

* 平湯温泉(岐阜県)

硫酸塩泉

* 湯河原温泉(神奈川県)

板室温泉(栃木県)

* 熱川温泉(静岡県)

* 蔵王温泉(山形県)

含鉄泉

* 三瓶温泉温泉(島根県)

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